ども。コモノです。
ボドゲ部屋仕事部屋改装中につき、いろいろ時間軸がずれてます。気がついたらSDJノミネートすら過去のニュース感とか、ロレンツォビッグボックスの予約始まってたとか起きてます。時の流れって早いのね。
で、乗り遅れてもやっぱドイツ年間ゲーム大賞関連は触れておきたいなと思うわけで、先日発表されたノミネート作品についてまとめておきたいと思います。ノミネート作含めて国内流通してくると思われる注目作、今年はどんなゲームがノミネートされているのか部門ごとにご紹介いたしますよ。あ、でもキッズ部門は...割愛w
年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ノミネート作品
タイトルにもなっている中心的な存在のSpiel des Jahres(SDJ)はボードゲームを始めたばかりくらいの人から中級者の入り口くらいまでをターゲット層にしたセレクション。年々ノミネート作品が軽めのゲームになっていくという指摘がありますが、ブログ始めてからの5年くらいしか判りませんがなんとなくそう思います。なのでライトユーザーも楽しめる作品が多い賞です。
The Adventures of Robin Hood
画像引用:BoardGameGeek
ロビンフッドの冒険を描いたこの作品、なんとプレイヤーアクションが存在しないそうです。どうやらゲームブック的なものがあり、その中の選択肢を選んで読み進めていくタイプのゲーム。得られる資源や探索の結果明らかになるストーリーなどがあってワクワク感をもって楽しめそうな作品。コンポーネントがあるゲームブック的な感じかな?
画像引用:BoardGameGeek
BGGのイメージ画像を見ていると、軽めのゲームとか書かれててもドキドキしてくるのは何と言ってもデザイナーがミヒャエル・メンツェルだからかもしれません。メンツェルと言えば「伝説の積みゲー」としてご紹介したアンドールの伝説のデザイナーです!冒険ものをメンツェルが手がけてるとなれば、興味が湧くのも仕方がない事ですわ....
しかし今回のノミネート作品群のなかで唯一記事執筆時点で日本語版流通のお話が確認できていない作品。どこかが出してくれるとは思うので気長に待っておこうと思うのです。
ミクロマクロ:クライムシティ
画像引用:ミクロマクロ:クライムシティ | ANALOG GAME INDEX
すでにホビージャパンから日本語版が発売済みのミクロマクロ:クライムシティもノミネートされました。とある事件の鍵をめちゃくちゃ広いマップから探しつつ、徐々にその事件の全貌を暴くという「◯ォーリーを探せ 」とか「森の絵本」的な犯罪捜査ボードゲームです。ソロでも遊べると気がついたのはなぜかつい最近なので、そのうち入手してマップをでかでかと壁に貼ってピンを立てていくなど遊んでみたい作品。
ゾンビティーンズ:進化の鼓動 (Zombie Teenz Evolution)
画像引用:BoardGameGeek
ゾンビでティーン。という事は全員ゾンビ?ということではなくて街を襲うゾンビたちを撃退しながらみんなで生き延びるぜ!的な協力レガシーゲーム。もともとは2013年にリリースされたゾンビキッズというゲームが基になっていて、ルールの追加などを行なったリメイク版みたいです。ゲームを進めながらイベントのロックを解除しつつゾンビを撃退するための4つの素材を集める冒険。小さなお子さんから遊べるライトなルールみたいなので、今回の3作の中ではキッズよりのゲームです。アートワークもポップな感じにリニューアルされますな。こちらはすごろくやさんが早速国内で販売するとのアナウンスを出されてます。
本日、2021年度のドイツのボードゲーム大賞「Spiel des Jahres」の大賞最終候補3作に選ばれた『ゾンビティーンズ:進化の鼓動 (アニック・ロベ作、夏頃発売予定)』です。
— すごろくや (@sugorokuya) 2021年5月17日
⇒紹介動画:https://t.co/fWVyJ04fmJ pic.twitter.com/u1g6BwSidk
興味のある人は待っていれば国内で日本語版が遊べるよ!
年間ゲーム大賞(KDJ)エキスパート部門ノミネート作品
続いてエキスパート部門ノミネート作。ボリュームとしては中量級を中心にしていて、ゲーマーズゲームの入り口になりそうな作品がノミネート候補。エキスパート部門もいわゆる重量級がノミネートされる事はほぼなく、1時間前後の作品が多い印象。でも結構面白いタイトルが並ぶので個人的には1番気になるライン。今年KDJにノミネートされた3タイトルは全て国内で日本語版が流通しているので、遊びやすいという点でも良いですな!
アルナックの失われし遺跡
今回ノミネートされた作品のなかで数少ない遊んだことがあるタイトル。 しっかり悩める上に神秘の島の探検という胸アツなテーマ。ユーロっぽい考え所が随所に見られるバランスの良い中量級ゲームなので、ちょっと歯ごたえのあるボドゲ遊んでみたいなと思っている人にもお勧めできる作品です。個人的にはKDJの有力候補。
ファンタジーレルムズ
エキスパート部門なのか?と言われるとちょっと悩ましい気もしますが、カードゲームとしては文句なしに面白いファンタジーレルムズ。コンボを考え、あれこれ手札を組み替えるなかなかの遊びごたえがあるカードゲームです。
ルールは複雑なこともなく、すぐに覚えて遊べますが相手に勝つにはカードの効果をしっかり考える必要があるので運だけで勝てるものでもなく。。。その名の通りファンタジー要素ばっちりなので、冒険好きの方にもお勧めしたいタイトルですよ。
パレオ
画像引用:パレオ ~人類の黎明~ 完全日本語版 | ArclightGames Official
実は協力型のゲーム「パレオ」は人類が人として生き残るため行動を起こした黎明期を舞台にしたボードゲーム。文明と呼べるものなど全くない時代に、周囲を探索し生き残りをかけて部族を率いるというある意味大冒険が味わえる中量級の作品。
モジュール形式で組み替えることで目的も変化するし、難易度調整が行えるルールもあるようで繰り返し遊べる要素満載。ちょっと興味あるんだけどまだ遊べてないのです。ソロプレイも可能だよ!
SDJ・KDJの受賞予想は?
ぼっちのホビーBlogといたしましての予想はコチラ!
SDJ:ロビンフッド
KDJ:アルナックの失われし遺跡
ではないかと!
ロビンフッドとパレオは絶対遊んでみたいのです。ロブンフッドは国内発売されることを心待ちにしよう。そうしよう。受賞作発表、楽しみですな!