ども。コモノです。
東京では観測史上初の41℃超えを記録した日、みなさまお待ちかね今年のドイツ年間ゲーム大賞が発表されました!暑い!もとい熱いな!(いや、ホント暑いの・・・)
Abschlussfoto mit den Preisträgern. #sdj2018 pic.twitter.com/zbjkcdr9rx
— Spiel des Jahres (@SpieldesJahres) July 23, 2018
受賞作のデザイナーであるMichael Kiesling氏とWolfgang Warsch氏も良い笑顔で写ってますな!
さ、受賞作品の速報版をお届けいたしますよ!
Spiel des Jahres2018
画像出典:Das sind unsere Nominierten 2018!
ドイツ年間ゲーム大賞2018受賞作品は美しいタイルが魅力のアズールが受賞!
アズール 日本語版 / Azul
画像:駿河屋
ぼっちのホビーBlogでもAzulの開封レビューをお届けしてます。
BoardGameGeekでも驚異の8.0というハイレートを維持。
アズールはタイル配置で高得点を狙うアブストラクト系パズルゲーム。シンプルなルールなのに悩ましさはしっかりある、ボードゲームに馴染みのない方でも楽しめるおすすめなボードゲームだよ。デザイナーはミヒャエル・キースリング氏。KDJ2018ノミネート作のヘヴン&エールの作者でもあるよ。
美しいコンポーネントもその魅力の一つ
今年のエッセンでは続編にあたる新作発表も予定されている!
アズールの美しい世界に触れたことがない人はぜひ遊んでみてもらいたい作品。国内でも安定して入手しやすい点もいい。
Kennerspiel des Jahres2018
画像出典:Das sind unsere Nominierten 2018!
もう一つ本日発表されたエキスパートゲーム部門2018の受賞作品はクアックサルバーが受賞しました!
クアックサルバー 〈Die Quacksalber von Quedlinburg〉
ザ・マインドと同じデザイナーWolfgang Warsch氏の作品。クヴェトリンブルクのヤブ医者というタイトルの作品。バッグビルディング形式のメカニクスを持ち、事前に遊んだ方の評価も上々です。
今回のSDJ/KDJノミネート作品のうち、ルクソールとクアックサルバーはまだ遊んだことが無いのでこれで堂々とポチる理由ができたことも素直に嬉しい。
国内ではアークライトゲームズが早々に完全日本語版の制作を発表していたので、日本語環境で遊ぶことも可能なボードゲーム。
【速報!】ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門にノミネートされた『クアックサルバー』の完全日本語版を鋭意製作中です!
— アークライトゲームズ (@ArclightGames) 2018年5月14日
プレイヤーは治療師となり、薬剤を購入して独自の薬袋を作り上げます。袋からどこまでチップを引くことができるか……? あなたの度胸が試されます! pic.twitter.com/h2cCfSkEqz
あらかじめ発売のアナウンスがあると少し気持ちが楽に待っていられる。ぜひ初回生産も十分に個数を用意してもらって、安定して遊べる環境が出来ると嬉しいなと思います!
〈SDJ/KDJ2018ノミネート作品一覧〉
大賞受賞を逃したからといって、ノミネート作品がつまらないわけではないです。むしろ好みによってはノミネート作のほうが好きだという声もありますし。だから、何買おうか迷ったらポチる候補のためにノミネート作もしっかり抑えておきましょう。
●ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)2018ノミネート
ルクソール / Luxor
ルクソールはカードを使ったすごろく。小一時間で遊べるバランスの良いボードゲームみたいだぞ。ノミネート作品を事前に遊んでいるツイッター界隈でもアズールじゃなくてルクソールじゃない?という高評価が多数飛び交っておりました。国内ではメビウスゲームズから和訳付きが流通始まっておりますが、まだ品薄が続いてますな。
画像:Amazon
古代エジプトがテーマって言うだけで、結構欲しくなる要素満点なんだけど。SDJ2017でもエルドラドという探検テーマがノミネートされてたけど探検つながりかな?
ザ・マインド / The Mind
黒いうさぎが踊る「ザ・マインド」。プレイ感はなんとも言えない息合わせボードゲーム。仲良しでワイワイ言いながら遊ぶとかなり盛り上がる事請け合い。
ザ・マインドはアークライトゲームズから日本語版の発売アナウンスがありますよ。
【速報!】ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ザ・マインド』の日本語版を鋭意製作中です!
— アークライトゲームズ (@ArclightGames) 2018年5月14日
『ザ・マインド』は普通のゲームではありません。プレイヤーは互いに情報交換することはできず、1 つのチームとして「己」に挑戦します。無限の境地へと到達することはできるでしょうか? pic.twitter.com/fSo0nep6zd
でも発売まで待てない!って方は日本語訳付きの海外版でもルールは本当にシンプルなので遊ぶのにはそんなに困らないと思うぞ。
●ドイツ年間ゲーム大賞2018エキスパートゲーム部門(Kennerspiel des Jahres)ノミネート
ガンシュンクレバー〈Ganz schön clever〉
紙ペンゲームとナメてた浅はかな心を反省することになったガンシュンクレバー。こちらもWolfgang Warsch氏の作品。1人で3作品ノミネートという快挙。すごいねー。ガンシュンクレバーはあんなにシンプルなのにめちゃ悩ましいというナイスボードゲーム。
国内ではメビウスゲームズから和訳付きで流通済み。ルクソールと同じく若干品薄気味ですな。
ヘヴン&エール〈Heaven&Ale〉
ぼっちのホビーBlog今年最初の記事を飾ったヘヴン&エール。アズールと同じデザイナーのミヒャエル・キースリング氏の作品。アズール、ヘヴン&エールと2タイトルノミネートってのも凄い。
昨年のエッセンで好評だった本作、国内流通はホビージャパンから和訳付きが出回っていたのだけど、現在はあまりみかけないなと思っていたら。。。
【速報!】ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門にノミネートされた『ヘブン&エール』の完全日本語版を製作中!
— アークライトゲームズ (@ArclightGames) 2018年5月14日
プレイヤーは中世の修道院の院長となり、エールを醸造して販売します。担当の修道士たちをうまくコントロールし、醸造責任者の腕をしっかり磨かせて、神に誇れるエールを造りましょう! pic.twitter.com/Dka7LPRdic
言語依存はほぼないので、和訳付きでも十分遊べるし楽しいけれど、日本語版が良いかたは待つのが良いと思う。個人的にはかなり好きなボードゲーム。
〈まとめ〉
国内ではすでに流通が始まっているボードゲームもあり、比較的遊びやすい環境が手に入れられるのもドイツ年間ゲーム大賞作品の良いところ。キッズ部門は先日ご紹介の通り「Funkelschatz(Dragon's Breath)」が受賞しているよ。
ドイツ年間ゲーム大賞は比較的ライトゲーマーでも抵抗なく楽しめる作品が多いので、過去作品も含めてまず手に取るには良い候補。今年もそんなニュアンスを感じるセレクトとなりました!
やっぱノミネート作品は全部一回くらい遊んで見たいなと思ったりするのだよね。クアックサルバーとルクソールはちょっと欲しめ。ってか買うよ!
ドイツ年間キッズゲーム大賞2018受賞作はコチラ⬇︎
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国内で気軽に買えるのはもうちょっと先かな?