ども。コモノです。
我が家には2名の子供(長女・次女)がおりまして、それぞれ年齢的なアレはあるものの今の所スクスクと育っております。そんな子供たちとたまにボドゲに興じることが我が家でもあるわけですが毎回悩むんだよね。。
子供たちはどのボドゲで遊ぶのが1番楽しいのか?
もちろんワイワイキャーキャー遊ぶでも良いんですが、たまには自分の思考パズル的な趣味に付き合ってもらいたいという我儘な気持ちもあって、こっそりゲーマー向けのボドゲを匂わせてみたりして上手くいくわけでもない。という事を繰り返した2024年。子供たちと楽しく遊ぶには?という事をあらためて考え悩んでみた我が家はこんな感じでした!という今年の振り返りでございます。
- 我が家のボドゲをとりまく環境
- 考察①:どんなボドゲを選ぶと子供たちは楽しいのか?
- 考察②:小中学生はボドゲのどんなところを楽しいと感じているのか?
- ぼっちのホビーBlogで紹介したボドゲからピックアップ
- まとめ:子供と遊ぶボドゲは何種類か用意すべし
- ぼっちのホビーBlog|まとめ記事
- 12月注目のボドゲ新作タイトル
我が家のボドゲをとりまく環境
どんな事にも前提は必要。ということで我が家のメンバーをご紹介いたします。子供たちと一緒ならたまにカミさんは付き合ってくれるくらいな感じ。
長女(中学校1年生)
- 次女(小学校3年生)
- コモノ(おっさん)
子供たちは(結果的に)割と小さい頃からボドゲに囲まれてなんとなく付き合ってくれていた状況だけに、デジタル系のゲームとアナログ系のゲームにも然程差を感じていなくて「どっちも楽しいもの」という認識はあるようです。マリオカートと同列くらいにはボドゲで遊んでくれるんだけど、マイクラやスプラトゥーンには負けてる印象ある。
ボドゲを遊びたい!と誘ってくるのはどっち?
我が家の子供たちに圧倒的人気を誇っていたマジェスティ(ミドルエイジス)
遊びたがりは圧倒的に次女!(小学校3年生)
年齢的なこともあってか、長女より次女のほうが圧倒的に「ゲームやりたい」という発言が多かった1年。これは年齢的な部分も大きいかもしれないですが次女の方が社交的で人と関わる事を好むという性格?というのもありそう。マジェスティの後継であるミドルエイジスや六華は次女からのオーダーが多かったボドゲでした。
次女に合わせるとやはりライト系ボドゲが中心になるため、自然と軽めのゲームを何回も遊ぶということになります。もうちょっと「しっかり考えるボドゲしたいなぁ」と思っても、みんなで遊ぶ時に次女を置き去りにすることはできる訳もなく。。。という、お誘いはめっちゃ嬉しいんだけどもあるあるな悩みは残ります。
勝ち負けにこだわるのはどっち?
割とドヤ顔連発された六華
勝てばドヤ顔、負ければ号泣の次女!(小学校3年生)
子供たちとボドゲを遊んだ時に大体大人気ない勝ち方をするため当然のことながら悔しがられます。どちらが勝敗をより気にしているのか?というとやはり次女(小学校3年生)の方がこだわるようです。次女よ、毎回悔しがらせてスマンな....
長女(中学1年生)も悔しがるといえば悔しがりますが、割と大人と同じような反応。ですが勝ち負けなど結果がはっきりするゲームを好むのはやはり次女で「勝った!」という達成感がやはり気分良いみたい。やはり小学生は自分の感情にストレートな傾向が強いです。
あれ?長女は...ボドゲ好きじゃないのかしら?
今年は次女からのお声がけが目立ち、長女はそこに居ればゲームに加わるという感じの一年でした。しかし長女がボドゲ好きじゃないのか?というとそうでもないようです。秋頃の話なのですが、たまたま時間が空いたので暇そうにしていた長女に「ちょっと難しいボドゲ遊んでみるかい?」と誘ったことがありました。棚を眺めてながらいくつかのボドゲを手に取ってもらいましたが長女がその時選んだのはなんと「ワイナリーの四季」。え、いきなりそこ?と若干驚きましたがコマが可愛いからこれを遊んでみたいと。ちなみに長女は過去にワイナリーの四季を遊んでいるところを目にしたことすらありません。コンポーネントで人の興味を惹くってこういう事ですね。
まさかワイナリーの四季を子供と遊べる日が来るとは...
どうなるのかと思いつつも基本セットでプレイしてみたところ、最初はおぼつかないながらもなんだかんだ最終ラウンドまで遊び切ったんです。途中からちゃんと考えが繋がっていいるようなそぶりで「あたしボドゲしてるから?」感まで醸し出してました。その日は結局3回プレイしたのですが長女の感想も「面白かった!」と。お世辞か?と思いましたが日が空いてからも長女からのオーダーで何度か2人でプレイしているのでどうやらボドゲは嫌いではない様子。そうかそうか、よしよし。
考察①:どんなボドゲを選ぶと子供たちは楽しいのか?
2人の子供たちはそれぞれトーンは違うものの、ボードゲーム自体は楽しめている様子ですがやはり年齢的に「面白い!」と思うポイントがかなり違うようです(当たり前)。
子供に限らずではありますが、この点が遊ぶボドゲ選びでは1番悩ましい。子供たちは遊んでいる時の気持ちがストレートに表情に出ます。面白くなければわかりやすく顔に出るんよね。せっかくなので、と思えば思うほど悩みは深くなります。
次女(小3)の特徴
勝ち負け(成功・失敗)がはっきりしており、かつ自分が勝つことが出来るボドゲを好みます。
長女(中1)の傾向
ロジカルな考えを徐々に出来るようになってきていて、自分で何かを計画したり達成したりがゲーム中に実感できるボドゲを好んでいるようです。
うーん・・・なかなか難しい。次女と長女の好みはトレードオフの関係になりやすく片方を優先するともう一方を叶えるのが難しい。
ちなみに一昨年くらいまで、我が家で子供たちの希望でよく遊ばれていたボドゲに「タリスマン:伝説の勇者たち」がありました。バッグビルディングの要素があるダイス系のアドベンチャーゲームですが、ストーリーテリング的な要素も少しあって楽しい絵本の延長のように子供たちは感じていたようです。
一通りのシナリオを遊んだ後も何度がせがまれて遊んだ記憶があるタイトルなので子供にとっては楽しいお話がさらにゲームで遊べるような感覚だったみたい。長女は小学校の高学年になっていましたが、冒頭で写真を掲載したマジェスティと共に長女もそのころまでは雰囲気とかお話とかテーマで好き嫌いを決めていたように思います。それがいきなりワイナリーの四季。つまり我が家では「いま家族全員の楽しいを満たすボドゲを選ぶのは至難の業である」という時期なのかもしれないのです。むーん。。
考察②:小中学生はボドゲのどんなところを楽しいと感じているのか?
上記の考察を踏まえて、もう少し細かなところに目を向けると、それぞれの好みの違いがよりはっきり見えてきました。
次女(小学校3年生)
論理的に考え答えを探し出すボドゲはまだ苦手。謎解き系などは気になったところにガンガン手を出して全て忘れている、みたいな感じ。狙っていたことがゲームのなかで達成できると楽しい!と感じる。そして勝てたらさらに楽しい。
- 負けず嫌いで勝てると楽しい、負けると泣く
- 集めたり、並べたりが好き
- 色などの視覚的要素で本人が「可愛い!」と思ったものが好き
論理的に考えることの楽しさにはそろそろ気がついてほしいと思うものの、まだまだ微笑ましいところもあるのでアクションの効果がわかりやすいボドゲを好む傾向が強めです。かといってセットコレクションとドラフトのようなシステムはまだまだ難しそう。
次女はUlto(ウルト)がお気に入り
そういう理由からなのか、最近一緒に遊んだボドゲの中で次女はダントツにUlt(ウルト)がお気に入りのようでした。
ただウルトのキモになるウルトカードの効果を理解し、ゲーム中に対応して遊ぶのはやはりまだ難しいようで、以下のハウスルールをいれてハンデ戦を楽しんでる状態です。
小学校3年生(次女)向けハウスルール
(次女は)ウルトカード3枚好きなように選んでよし
この飛車角落ちに等しいハウスルールで遊んでいたら、何度か遊んでいるうちに次女でもゲームに勝てるようになってきます。自分で選んだカードなのでカードの効果もしっかり覚えてくれるし2回、3回と遊ぶうちにドヤ顔が増えてきました。カードイラストも綺麗で小学生女子の心を射止めているようで、カードをニコニコしながら選んでいる姿は微笑ましい。ただし負けた時の悔しがり方は。。。もう少し大人になろうな...
長女(中学校1年生)
見た目が可愛いなど、視覚要素の他には自分で決めたことの結果に納得感があるようなシステムを好んでいることが伺えます。「AをしたらBになる」というルールを覚えることは出来るが「かつCがあるとBにはならない」ということは「む?」っとなってルールを読み返したりします。ルールを自分で解釈してしまったり、短期予測中心の思考で遊んでいるところは感じるため、複雑なルールはまだ好まないというかハードルが高そうでした。
- 勝ち負けは気にはなるものの、節度を持った悔しがり方をする
- 「こういうのが好き」などの好みがはっきりしていて、考えるのも苦にならない
- 可愛い木のコマやイラストについてははモノとしても興味を持っていそう
見た目には惹かれたようだったけど....(Sweet Lands)
重量級と呼ばれるようなボドゲのルール量にはまだ抵抗があるみたいで、「なにこれ可愛い!」と反応を見せたSweet Landsのルールを少し説明したら「まだアタシには早かったわ....」と名言を残して去っていきました。(笑)
意外にもワイナリーの四季は楽しめていた様子
ルール量的には少し多いかな?と思えたワイナリーの四季は、基本的なアクションやルールなどが複雑ではないので長女の好みには刺さったようです。ただし「勝つための戦略的行動」となると話は別で、ドローしたカードのテキストを読んで次のラウンドでこのカードをどう使うか?という思考になる様子。計画的なプレイが出来るとまでは言えないものの、本人は比較的楽しんで遊べている感じでした。
数回遊ぶ機会があったため「飽きちゃうかな?」と思ってましたがそんな事もないようで、勝ち負けにあまりこだわらないのであれば長女も中量級のボドゲを楽しめるようになっていました。中学1年生侮れず....良い遊び相手になってくれそうな予感は一応するのだよね。(希望的観測)
ということで、我が家での仮説
小学生、中学生それぞれの傾向を検討した結果、以下を解消することでみんなが楽しい時間を過ごせそうだという仮説に行きつきました。
- 勝ち負け、またはそれと同じような満足感を次女が感じられる
- 取捨選択の結果がゲームの最後に影響を及ぼす(次女にはわからなくても良い)
勝敗について
勝敗については次女が満足すればあとは周囲が合わせることができそうですが、一人勝ちでウェーイ!されてドヤられると長女も流石に機嫌が悪くなりそう。ということで協力ゲームのような目標達成型のボドゲが良さそうです。
取捨選択について
これは主に長女の希望を満たすのには必須です。可能であれば公開されているカードで「どれを選ぶ?」が全員の前で行われるとなお良い気がしました。選択した結果がゲームの最後に影響を及ぼすことが間接的に分かればよく、次女も気兼ねなく好きなものを選ぶことで満足感もあがります。長女はその点を計画を持って選べば好む感覚は満たせそう。
ふむ。。。( ゚-゚)
我が家のように小学校〜中学校にかけて価値観がことなる子供がいる場合、「勝ち負け➡︎成功・失敗」に置き換えると結果にかかわらず楽しく遊べそうです。また上記以外にも保険としてそれぞれの楽しみを満たすボドゲを幾つか用意してどちらも遊べるようにしておくと良さそう。つまり協力型でそこそこ計画的な行動が求められるボドゲ+アルファが良いんでは?という結論に。
候補として挙げられそうなボドゲ
- キャットと塔
- パンデミック:新たなる試練
- ito(未レビュー)
- アンドールの伝説
まだちょっと難しそうかな?とも思いつつも「マッシブ・ダークネス」とか「ゾンビサイド」とかも行けんじゃね?と思ってみたり....マッシブ・ダークネスとか割とワーキャー型のハクスラだしきっと楽しいとか思ってくれませんかね...(趣味全開)
ぼっちのホビーBlogで紹介したボドゲからピックアップ
現在の長女・次女のそれぞれの状況を加味して過去ご紹介のタイトルからあらためてピックアップしてみました。
家族全員で一緒に遊ぶなら
子供たちに合わせてくれるカミさんの希望については考慮せず、小中学生の子供と楽しく遊べそうなタイトルがこちらです。家族全員でとなると小一時間くらいがちょうど良いかなということでワンゲームの時間が短めで何度か繰り返し遊べる点を重視しました。カミさんはあまりボドゲを遊ばないため、戦略的な要素は少なめで「楽しい時間をみんなで過ごす」ことを目的にしたセレクションです。
六華
ピザゾンビ
タイガードラゴン
ウボンゴ3D
ヤブロークエスト
犯人は踊る
子供たちとゲーム会をするなら
子供の理解度に合わせつつも、もう少し「考える事」を楽しむと言いますか、子供たちと戦略的な要素が入ったゲームを楽しむ事を意識したセレクションです。このセレクトになるとおそらくカミさんからは「パス」と言われる確率が上がりそう(笑)
パンデミックシリーズ(新たなる試練など)
海底探検 深版(旧版でも!)
宝石の煌き
スカイチーム
ミドルエイジス
次点(次女がもうちょっと大きくなったら)
- アンドールの伝説
- アクアガーデン..etc
まとめ:子供と遊ぶボドゲは何種類か用意すべし
いやぁ、、あらためて観察してみると結構差があります。あれこれ考えながら書いていたものの結局子供たちにとってのベストって何?って感じでまとまらず...
同じテーブルについてワイワイ遊ぶのであればやはりコミュニケーション要素があって次女が嫌な気持ちにならなさそうな点を考慮しておくことがよさそうでした。今年遊んだ中で選ぶとするならキャットと塔や六華はしっかりそのニーズを満たしてくれそう。
キャットと塔はまず協力型のゲームである点がポイント。勝ち負けというよりみんなのアドバイスを受けながらワイワイ遊べるのは負けず嫌いの次女がいる環境では良いチョイスかな?
どの壁を建てるべきか?どの目標を達成すれば先につながるか?などの思考的な部分もしっかり楽しめるので長女もきっと満足してくれるんではないかと。2枚公開されてるいずれかを選択する、というルールが程よく効いて全員がゲームの成功に意識が向くのが良いのよね。あと猫コマ可愛いし。
- みんなが成功を願うため、勝ち負けのような悔しさが軽減できる
- 何を選択するか?どのように壁を建てるか?などの思考要素がある
- 塔やナカマコマが可愛い
協力型ということだと、itoなどのワード系ゲームでも同じような感じになるかもしれません。itoだともっとコミュニケーションに寄ったプレイ感なので会話をより楽しむ感じになるかな?ユーモアを感じるやりとりがあるので次女でも楽しく遊べそうです。
小学校まではやはりボドゲ選びには気を使ってしまいますが、中学生になればある程度大人と同じような感覚でボドゲを選んでよいように思いました。ただ、兄弟などがいて一緒に遊ぶ場合はやはり下の子供の感性にあったゲームを中心に用意し、ところどころ上の学年の子供が飽きないようなセレクトが良さそうです。いやぁ、、難しいわね。
もう正解がよくわからなくなってきたので、
次女がはやく大きくなればいいんじゃないかな..( ̄。 ̄ )ボー...
色々考えたけど、結論は出ず。
来年は子供たちといろいろ試してみようと思いました!
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