ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

「パームアイランド(Palm Island)」〈ボードゲーム〉:手のひらで黙々とデッキを改造しながら島を造るよ。カードを倒して回して裏返して。あ、石が1個足りない..(;ーωー;)

昨年Kickstarterで衝動的にポチったボードゲームがありました。それが今日ご紹介する「パームアイランド(Palm Island)」です。

www.kickstarter.com

パームアイランドは1〜2人用のデッキ変換型カードゲーム。2人用ってなってますが基本がソロプレイです。ソロプレイ基本って珍しいよね。ぼっちのホビーBlogとタイトルを冠した本ブログで、これは避けて通れない道。

ソロプレイかつカードゲームなのでお値段もお優しかったため即断・即ポチ。そんなわけで地味に届くのを楽しみにしていたタイトルでした。今日はいそいそ開封レビューと、ちょっと遊んで見た感想をお届けしますよ。

 

病みつき感あるパームアイランド(Palm Island)開封するよー!

 

【目次】

 

〈パームアイランド(Palm Island)とは〉

パームアイランドとは片手にデッキを持ちパタパタデッキをアップグレードしていくカードゲーム。カードを右に倒して資源化したり、貯めた資源を使ってデッキ内のカードを回転させたり裏返したりしながらアップグレードを繰り返し、勝利点を稼ぐゲーム。ラウンドは全部で8ラウンドあり最終ラウンド終了時の得点計算で成績が決まるよ。

Kickstarterのプロジェクトページには以下のような記載があるのだけど、これが作品のタイトルの由来かと思う。

Palm Island is a game that you can take anywhere. Sitting, standing, waiting, riding, flying, relaxing, alone or together you can play Palm Island, no table required.

まず、遊ぶのにテーブルがいらない(一部協力ゲームではあったほうがいいけど)。Palmの文字通り片手でカードを持ってモソモソできる環境ならどこでも楽しめてしまうのだ。カードの種類は17枚(功績カードなどは除く) しかなくて各プレイヤーのデッキはそれだけ。デッキ内のカードの向きで資源の量や勝利点が異なるので、あれこれ悩みつつ高得点のカードを集めるよう向きを変えていく。

 

準備も簡単だし、ルールも一度遊んでみれば頭に入ってしまう程度の簡単さ。島で取れる資源をうまく使ってデッキ内のカードをアップグレード(島を豊かに)していくゲームだよ。

 

〈開封〉

Palm Island(パームアイランド)

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注:写真はAll Wether版だよ

プレイ人数:1〜2人

プレイ時間:15分

対象年齢 :10歳以上

 

コンポーネント全体

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まず、パームアイランドには3パターンのセットがあるよ。今回ご紹介するのは全天候型のセットで、プラスチックケースがついてくるパターン。

ベーシック:カードデッキ+ソロスリーブ×2(カードは紙製)

オールウェザー版:カードデッキ+ソロスリーブ×2(カードはプラ製)+専用防水ケース

ハイブリッド版:カードデッキ+ソロスリーブ×2(カードはプラ製)+マグネットフリップケース

各バージョンではカードの質とケースの組み合わせが異なる。カードの内容はどれも同じなのでゲームの内容には変化はないよ。カードしかない構成なので非常にシンプル。基本キットでは2人までプレイ可能なので、同じ種類のカードが2セット入っている。(カード中央の青と赤のラインで区別されているよ) 

基本カード

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上下に分かれていて手にした時に上側がアクティブエリアになる。カード両端に資源が描かれていて、右に90度回転させて保持する事で資源となる。

功績カード

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プレイを続けて一定の成果を残せると、この功績カードをデッキに入れて遊ぶことができる。左の勝利の像の獲得条件なら「2つの寺院を3回アップグレードさせ、30点以上」って事だな。。。多分。獲得すると、こんな感じでデッキに組み込まれる。

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コストゼロの資源カード。素敵。

協力・競争カード

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2人以上で遊ぶ競争ゲームで使用するカード。協力と競争でルールが異なる。写真は競争カードだよ。(協力カードは写真撮り忘れ...)

村人カード

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コストを支払うと雇うことができるカード。ラウンドカードの直後に配置され、各ラウンドの最初にその能力を使うことができる。写真の村人はタダで資源化可能だけど、勝利点が−6。悩む。で、その顔なんとかしろ。

 

〈Palm Islandの遊び方〉

準備

基本となるソロプレイの準備は以下の通り。

1)自分のデッキからラウンドカードを抜く 

2)デッキを取りカードの左上に「太陽マーク」を揃えた向きで重ねる。

3)デッキをよくシャッフルする

4)ラウンドカードをデッキの一番後ろに入れる

以上でプレイの準備は完了!最初は村人カードや功績カードを入れずに遊ぶとわかりやすいと思う。

遊び方

ゲームは全8ラウンド。ラウンド終了時にデッキを確認し、アクティブエリアにある勝利点を合計したのが得点となる。手順はまずデッキの1枚目・2枚目を確認し、3種類あるいずれかのカードアクションを行うよ。1枚目、2枚目のどちらに対してアクションを行っても構わない。

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1枚目を半分下にずらし、アクティブエリアの内容を確認するの図

2枚目を選択した場合は1枚目はそのままデッキの一番上に残る。アクションにはアクティブエリアに示された資源が必要なので注意。資源(90度傾けたカード)を使う場合は、そのままの位置で90度起こしてデッキに戻すよ。

ストック

カードを90度傾けて資源として保管する。傾けたカードはデッキの一番後ろに入れる。

資源化アイコン(緑)の横にFreeと記載がある場合は、資源ゼロでアクションを行うことができる。

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資源化した図(魚1を保持)

回転

カードを180度回転させる。例えば寺院。

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木材3・魚3・石4を払うと回転させることができる。

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回転させると勝利点が10に!回転させたカードはデッキの一番後ろに入れるぞ。

裏返す

カードを裏返す。

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魚2を支払い裏返すことにしてるの図。お魚2匹をコストとしてお支払い。

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得られる資源が豊かになった!裏返したカードはデッキの一番後ろに入れるのだ。

 

書いてると伝わりにくい部分もあるので動画で見ると早いかも。

youtu.be

動画ってすごい。

 

〈カードのエラッタ〉

Kickstarterのカードには何枚かエラッタが含まれている。対象はこの5枚。

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リファレンスカード

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『Heart of the Mountain』の項目:アイコン間違い

誤)「⬆︎」アイコン

正)「石」アイコン

村人カード(青・赤)

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村人アイコンなし

功績カード(2枚)

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アンロックシンボルなし

その他のエラッタの内容や対応方法など、詳しくは以下の二つのページを参照されたい。リファレンスカードは目を通していた方が良いっぽいのです。

boardgamegeek.com

www.kickstarter.com

 

〈まとめ〉

何度か遊んでおりますが、Palm Island楽しいな!片手で出来る手軽さも良いです。電車で移動中とか本当に場所を選ばず「あーでもない、こーでもない・・・」と出来ることの喜びったら(ちょっと変態)。まだ功績カードを1枚しかゲットできていないので、まだまだ飽きることなく遊べそうです。2セット以上あるとさらに大人数で遊べるので、2つ持っていても良い気もする。

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そっと会社に置いておいても名刺入れと勘違される素敵さよ。

 

なお国内流通もよち工房さんが予定されているので、気になった人は是非手に入れて遊んで見て欲しいぞ。(現時点では発売日調整中のもよう)

よち工房

ゲーム制作の発注先の起こした問題のようなのでパブリッシャーも小売店も被害者っぽいですな。業者選びも大変なんだねー。。

 

遊ぶ上での難点をあげるとするならば、プラスチック製のカードの滑りがとても良いのでうっかりすると掌からカードを盛大にバラ撒く事になる。なので立ったままより座って遊べるような環境の方が良いように思うよ。

 

ソロゲームとしてもかなりお手軽なのに悩ましくてお気に入りになりました!

 

 

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