ども、コモノです。
みなさま、ワインは嗜まれるかい?
最近巷でっていうか一部のボドゲ界隈では、某ワーカープレイスメントが完全日本語版で発売されることにざわついている。それは人生とは切っても切れない、ある人からは人生そのものと言い切らせる魔性の酒、ワインをテーマにしたボードゲーム。発売されてからというもの、多くのボードゲーマーたちから賞賛を集めていながらも日本語化される話もなく、コアなゲーマーが個人輸入を介してひそやかに楽しまれていた名作。
そう、あの「ヴィティカルチャー(Viticulture Essential Edition)」が完全日本語版として発売されることが昨年のゲームマーケット秋で発表されたのだよ。邦題は「ワイナリーの四季 完全日本語版」。
画像:Amazon
あの噂の名作が日本語版で発売されるならば、、、それはもう飛びつく人も多かろう。わかる、わかります。コモノも飛びついたかもしれない。あぁ、この発表があと1ヶ月早ければ....
ずっと気になっていたヴィティカルチャー、年末に差し掛かる頃に我慢しきれなくなったコモノは、ちょうどゲームマーケットの直前にサイコロ堂さんで販売しているのを見つけてしまい我慢できなくて早々にポチっていたのだよ。
ま、仕方ないよな?v( ̄∇ ̄)
しかもだ。ヴィティカルチャー・エッセンシャルエディション(以下、ヴィティカルチャーEE)だけでは我慢ができなかったコモノ。拡張のトスカーナ・エッセンシャルエディションも、メタルコインも購入してしまっていた。
ま、仕方ないよ、な?vv( ̄∇ ̄)
ちなみにコモノがヴィティカルチャーを購入したのは当時のサイコロ堂さんだ。Tuscany EE(Viticulture拡張)も、挙げ句の果てにはMoor Visitors Expansion(カード追加のエクスパンション)まで注文してしまった。。。
そんなわけで、コモノは「ワイナリーの四季完全日本語版」が発売されるからって浮き足立ってなんかいない訳だよ。良いんだよ、英語で。拡張も日本語化できるし。マニュアルの日本語訳をBGGにアップしてくださってる人がいるし。もうココまで来たら全て輸入版でそろえてやるってのが、心意気ってもんでしょう?そうでしょう?
ということでだ、今日はようやく時間が取れたので「ヴィティカルチャー(Viticulture Essential Edition)」一式の開封レビューをお届けするんだよー。
なお、「ワイナリーの四季」とはコンポーネント、内容が異なる場合がある。その点は注意してお読みいただきたいぞ。(確か拡張の一部がワイナリーの四季には入ってた気がするよ。詳しくはHPをチェックするのだ)
〈本体の開封!〉
まずは 「ヴィティカルチャー(Viticulture Essential Edition)」の本体だよ。
箱の大きさは、思ってたよりちょっとだけ小さかった。けど厚みがあるのでずっしり感がある。「Viticulture」の文字がかっちょいい。「ワイナリーの四季」よりかっちょいい。
ささ、箱を開けますよ。
〈コンポーネント〉
並べると豪華。Syctheもそうだったけどストーンマイヤーゲームズのコンポーネントはとっても丁寧に作られてる感があるの好き。
ワイナリーの雰囲気があるな?これからこのワイナリーを盛り立てていくのだ。
マニュアル。サマリーも入ってる。
一番右はサイコロ堂さんが和訳マニュアルをつけてくれてた。日本語になっても雰囲気良し。
中身もエレガント。
なんとなく絵だけみててもフワリと理解できるような気分になるな。
〈ボード類〉
メインボード。広げるてもそこまで大きく無いのかな?なんか最近でかいボードを見慣れたせいかコンパクトに見えてしまうけど、多分標準的。
このワイナリーを再生するのだよ。
鶏マークやら、いろいろ可愛い。
これさー、日本語じゃ無い方が雰囲気あるよね?ワインだしね。(負け惜しみ的な叫び)
プレイヤーボード。畑ですね畑。ブドウを栽培して、ワインを醸造するんです。
ここは超眺めいいと思うよ?こういうところで暮らしたさあるな。
ま、実際のところコモノにワイナリーをやる根性なんてありませんけどもね。。。
ボードゲームでそんな気分に浸れるなんて幸せだぞ?
〈トークン類〉
ペーパートークンは貨幣トークンしかないのだ。
そしてここは当然・・・・メタルコイン!
ぬはー!雰囲気が違います。「ワイナリーの四季 完全日本語版」を手にいれた人も、このメタルコインは買って損はないと思うのだよ。
そしてお待ちかね、プレイヤーコマたち。可愛い色使いだな。
ガラストークンもあるよ。
ちょっとだけボードに配置してみる。ちなみに本来ゲーム中に置く場所では無いと思うのであしからず。
ブドウのコマもあるのだな。
やはりワーカープレイスメントの特権。ワーカー並べると気分が良い。
〈カード類〉
すでに遊んだ方のレビューを読むと、ヴィティカルチャーはカードゲームだ!という意見を目にすることが少なく無い。そのカードがこちらだ。
まずは基本的なカードたち。
左上から「パパママカード」、「オートマカード」、「農地カード」。
パパママカードはかなりバリエーション豊かなパパとママが揃ってらっしゃる。
アンドリューとアラエナ。見つめあう2人的な。もはやここからドラマが始まりそうな勢い。
こんなに豊かなパパママキャラがいるんだけど。。。
まさかのスタート時の初期資源やワーカー数を確定するためだけにしか使わないという贅沢w
ちなみに日本人っぽい人もいるのだ。テルヨさんと。
コウジさん。たぶんコウジ。コジじゃ無いと思う・・・・
さすがワイン嗜みそうなだけある品の良さよな。
そしてソロプレイには必須。オートマカード!
オートマも品のあるデザインだな。
これが「農地カード」。
プレイヤーボードに置くのだ。
こちらはミニユーロサイズの訪問者カードたち。
黄色は夏の訪問者。
ウェディングパーティだってさ。
付属してた和訳シールを確認してみると、、、、
なんかとっても気前が良い。お祝い事だからな。
お、エンターテイナー!
訪問者カードにはこういった個別の能力が設定されていて、そのどれもが強力な能力らしい。
エンターテイナー、なかなかやる。
訪問者は夏だけではなくて、冬もやってくる。
冬の訪問者カードは青色をしてるのだ。
Queenって書いてあるけど、イモトアヤコにしか見えない。
可愛いんだけど、絶対騙されそう。騙されたい。
冬の方がちょっとアダルトなイメージだな。
これがブドウの苗木カード。
メルローとカルヴェネ・ソービニョンだな。コモノも名前くらいは知ってるブドウ品種だぞ。アイコンが赤なのは赤ワインってことだな。
こっちが白。
トレビアーノとソーヴィニョン・ブラン。
育てるのには手がかかると言われるブドウの木。これをうまくワインにしていくのがゲームでは大事。この品種のワインなんか揃えて飲みながらプレイしちゃったりすると、超楽しいんだろうな。海外の諺によれば、ブドウは育てるのに手がかかるそうだ。ちなみに美人も手がかかるらしい。
だから一緒にプレイするなら美人とプレイしないと十分に楽しめないってことだな?コレ。え、あれ・・・間違ってた?w
これが注文カード。
パターンがいくつもあるんだね。絵柄も少しづつ変化しているという抜かりなさ。
しかしどれだけ注文を受けているのか・・・
〈カードの日本語化〉
和訳シールは印刷されたものが一緒に送られて来たので、これを日本語化するのだ。
こんな風に切り取って・・・・
貼る。
貼り終えたらスリーブに入れちゃえば、なお良いな。
ついにコモノも日本語化をするようなボードゲームに手をだした。なにかとても感慨深い気分になっている(笑)
あと、和訳マニュアルも当然そうだけど、カードの日本語化などをいち早く進め、和訳データをネットで共有してくださるゲーマーの方には頭が下がりまくる。こういうボランティアスピリットあふれる人がいてくれるおかげでコモノみたいなのでもヴィティカルチャーを購入して遊べるわけだ。だからみんな安心してヴィティカルチャー買ってもいいんだぞ?あ、ワイナリーの四季にします?しますよね。。。。w
コモノは頑張って夏と冬、それぞれの訪問者カードを日本語化するぞ。ちなみに日本語化に着手して気持ちは前向きなんだが、まだ作業は終わってはいない。
〈まとめ〉
箱開けてあれこれマニュアル読みながら見てるだけなのに、この楽しさってなんでしょうね?ワインに魅了される人の気持ち、なんとなくわかる感じもします。
なお、コモノは下戸なのでワインはおろか、お酒一滴も飲めないんだけどさ。
神の雫は私の喉を潤してくれないのだ。。。飲みながら遊んだら楽しそうなんだけどなー。残念。
拡張版も一緒に開けているので一気にレビューしようと思ってたんだけど、ちょっと時間がなくなって来ちゃった。 「ワイナリーの四季 完全日本語版」にも一部収録されているようだけど、ヴィティカルチャーは「Tuscany Essntial Edition」という拡張キットの評判がめっぽう良い。次回はその「Tuscany Essntial Edition」と、もう一つの拡張、「Moor Visitors Expansion」の開封レビューをお届けするよ!
乞うご期待。v( ̄∇ ̄)ニヤッ
2022/09/05 ついにまとめを書きましたよ
〈PR〉
今買うならやっぱり日本語版の方がいいよね。(ちょっと羨ましい・・・)
駿河屋は相変わらず安いな。
基本セットの他、拡張のトスカーナも日本語版で。
画像:駿河屋
もちろんAmazonでも買える。