ぼっちのホビーBlog[暫定版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにするブログ。

【ボードゲーム】「パトロネージュ」ファーストレビュー:ルネッサーンス!って、なんだっけね?モナリザも最後の審判も我が工房が作りました。って、言いたい!

みなさんこんにちは、コモノです。

 

今日は積みゲー崩し企画の第2弾です。ご紹介するボードゲームタイトルはコチラ。

「パトロネージュ」です。

 

昨年末のゲームマーケットで、ニューゲームズオーダーから発売されたパトロネージュ、実はずっと欲しくて狙っていました。タイトルがズバリ「パトロネージュ」って、何というゴージャスなテーマなのかと。芸術が金持ちのもので資本経済の真逆に位置していたルネサンス。その芸術性豊かだった創作の場をパトロネージュはゲームで再現してくれるのです。

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ルネサンスがテーマということもあり「モナリザ」「最後の審判」など、誰もが聞いたことがあるような作品が色々出てくるのも魅力。自分の工房でお抱えしてるダヴィンチ(あのレオナルド・ダ・ヴィンチだって雇えるよ!)が「マエストロ、モナリザでございます。」なんて言うとか言わないとか妄想してるだけでヨダレモノ。「お、おぅ....」とか返事しちゃう?返事しちゃうかい?(ちょっと危険)

 

パトロン達から巻き上げた頂戴した資金を元に多くの芸術家達を抱え、自分の工房で作品を作らせるとか、いーなー、おい!

 

そんなに欲しかったのにねパトロネージュ、結局積んでたとか大罪な訳です。ごめんなさい。今日は贖罪の意識を胸にパトロネージュを、開封いたしますよ!

 

 

〈パトロネージュって?〉

パトロネージュでプレイヤーはルネサンス期の芸術工房の長(マエストロ)となり、自らの工房を拡張し芸術家を雇い入れ、創作活動に励むことになるよ。より評価の高い芸術作品を生み出すためには才能に溢れた芸術家を迎え入れる必要があるけれど、やはりお金も多くかかる。ただし評価の高い作品をパトロン達に収める事が出来ればさらなる予算獲得が望めるぞ。

 

同じ時期、同じように工房を構え、我こそはと創作活動に打ち込む他のマエストロ達と競い、より多くの名声を得ることができたプレイヤーが勝利するのだ。

 

ダヴィンチ、ミケランジェロ、雇うっ!

 

〈開封〉

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プレイ人数:3〜4人

プレイ時間:60分

対象年齢 :12歳以上

 

ニューゲームズオーダーから発売されているパトロネージュ。WEBでルールも公開されているので気になる方は目を通すことが出来るというのもありがたい。

sites.google.com

 

ルールブック

箱を開けるとルールブック。割とこのルールブックと対面する瞬間が好きである。

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ルールを取り出したら、あら。なんか入ってる。

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パトロネージュ講座?中を見るとどうやらこのパトロネージュの時代背景を解説する冊子だ。へー、色々書いてあるしわかりやすい。

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当時のパトロンという制度は、今でいうところのパトロンと似てるようで似てないところもあったようで、この冊子に目を通してから遊ぶとより没頭できるな。細かく書いてくれているので、わかりやすく西洋美術史の背景も勉強できますw

 

プレイボード&スタートプレイヤーボード

プレイボードは二つ折りで入ってた。

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小さいボードはスタートプレイヤーボードで、名作カードを載せておくのだ。

 

コイン&トレー

パトロネージュ、事前情報でコインとトレーが凝っている!というのは聞いていた。でもね箱開けても見当たらない。 

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まぁ当然この上下のトコですよ。開けましょう。

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おぉ!なんか予想してたよりずっと金貨だ。木製トレーも結構高級感ある気がするぞ。コインは28枚、木製トレーは4つ入っている。収納しておく場所が決まっているってのは収まり良くてナイス。

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コインが重なった時の音も中々軽やか。当時もこんなコインで芸術家達に給料を払っていたんだろうか....

 

コンポーネント全体

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 カード中心のため、思っていたよりシンプルな構成でした。

 

〈カード〉

パトロネージュ、箱を開けるまでルールを読んでなかったので気がつきませんでしたが、パトロネージュは完全にカードゲームだった。

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総数170枚以上あるみたいね。。。スリーブ入れたら果たして箱に入りきるんだろうか。

 

パトロンカード

いかにもお金持ってます、自分。的な肖像の方々。当時はローマ法王とかもお金を出して芸術作品を手に入れてたのね。

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資産家はいつの時代もステータスを求めます。

 

芸術家カード

名だたる名前が連なります。

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ミケランジェロとダヴィンチ。

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この2人を雇うことが出来る(かもしれない)んですよ?

 

創作カード

芸術作品が山のように。それはもう山のように。

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創作カードは「絵画」「彫刻」「建築」の3つのジャンルがある。雇い入れた芸術家にその専門性が無いと創ることが出来ないのだな。あと、それぞれのジャンルに3枚づつ「名作カード」というカードが入っている。

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著名な作品名が付いていて、カードの縁がキラキラする印刷になっているので作品名をしらなくて直ぐにわかるぞ。

 

イベントカード

良いことも悪いことも、そこそこあってこそ人生。

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苦悩とか、マジわかる。。。

 

工房カード

初期工房カードを含めて全部で3棟(各3枚まで)、合計で9枚の工房を持つことが出来るよ。

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各工房に1人の芸術家を置くことが出来るので、 多い方が良いのだ。

 

 

〈ゲームの流れ〉

詳しい手順はニューゲームズオーダーのWEBサイトでルールが正式に公開されているのでそちらをご確認いただきたく。流れは以下のa〜dの順で進むよ。

 

a)仕事の準備

b)工房の建設

c)芸術家の雇用

d)創作活動

e)次のラウンドへ

 

パトロネージュで全く予想外してなかったのは芸術家の雇用で「競り」が行われるということ。(ルール読もうな!)他のプレイヤーが狙っていた芸術家を引き当てた時、雇用する額を釣り上げて横から引き抜くことも出来る(笑)

ミケランジェロをどうしても自分の工房に迎え入れたかったら、色々やれる事はあるって事だ。また創作活動においてもイベントカードが組み込まれているので、単純なリソース管理だけではうまく行かず、思いの外ラッキーだったり、計画していたことがダメになるという部分も面白い。

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天啓が訪れると引ける創作カードが2枚増える

 

ラウンドが進むと大体山札に残っているカードにも察しがつくようになる枚数になっているので、自分が獲得できる可能性と他のプレイヤーの狙いを両天秤にかけながら妨害工作に励むことになるのではないだろうか。これまさにルネサンス当時の権力争いの縮図か。

 

〈まとめ〉

ボックスの雰囲気ではシビアなマネジメント系なボードゲーム?かと思ってましたが、結構カジュアルよりでワイワイ楽しめそうな予感がしてる。好きな芸術家を雇うとか、聞いたことあるかのような作品を生み出してみるとか。

美術、芸術分野に興味がある人ならかなり楽しく遊べそうだよ。各ゲームではパトロンが2枚公開されるので、パトロンに合わせた創作活動を行うのも大切。パトロンカードの名称は史実に基づいているので、事前に調べて遊ぶとより盛り上がると思うぞ。個人的にはこの時代、パトロネージュで名を成した人物にあまりまともな人はいないって印象である(笑)

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メディチって名前は陰謀術数の香りしかせず、当時のローマ教皇達は芸術に傾倒するあまりフニャフニャ感しか漂ってない(クレメンス7世、オマエだ)とか、この時代の世界史は本当に面白くて好きだった。

 

世界史、西洋史好きな方もぜひ!

3人からだけど、いつ遊ぶのかってのが悩みどころなのw

 

 

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 ボックスアートも雰囲気あってよいぞ。

パトロネージュ

パトロネージュ

 

 

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