ども。コモノです。
今日は先日よりボードゲーマーさんのツイッター界隈でちょいちょい話題にあがるイマジナリウム日本語版を開封するんですよ。イマジナリウム、ご存知ですか?
『イマジナリウム』では、プレイヤーは夢の工房の管理者として、競りで得た生産機械や変換機械を修理・合成・破棄して資源を得て、助手の助言を得ながらアクションを選択し、タスクをこなしていくことになるのだ。
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2018年2月13日
ヤン・シュヴァンクマイエル的世界観が素敵!! pic.twitter.com/h9uy2GkAr5
ヤン・シュヴァンクマイエル的。
ヤン・シュヴァンクマイエル的。。。
このツイートをみて俄然興味は沸いちゃったわけなんですけども、同時にこうも思いました。
いや、ヤン・シュヴァンクマイエルって一般ウケしないよね(多分)?いいの!?
....ウケないよね?(ヤンごめん)
個人的にはオッケーなんですけども。アートワークは美麗だけどイカれてる系、夢の世界で機械修理に励みプロジェクトを成功させて勝利点を稼ぐと。ほほう。。。
ただヤン・シュヴァンクマイエルよりも「未世紀ブラジル」っぽいなと思ったりするんです。イかれ具合とかね。
ま、ブラジルでもシュヴァンクマイエルでもどっちでも良いんですが、ひとつ確実なことはタダ者ではないボドゲ感が溢れているんだという事なんです(色々な意味で...)今日は開封だけではありますが、誰しもがまず興味を惹かれるだろうコンポーネントについて堪能していただきたく!さぁ夢の世界を覗きにいくのだっ!
【目次】
〈イマジナリウムって?〉
イマジナリウムは架空の世界観と美麗なアートワークを持つボードゲーム。デザイナーはかの著名なブルーノ・カタラ氏。どんなボードゲームをデザインしてるのか調べて見たところ、ブルーノ・カタラ作品の代表作といえばこちらかな。
キングドミノ
世界の七不思議:デュエル
世界の七不思議デュエル (7 Wonders: Duel) 多言語版 ボードゲーム
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
コモノはどれも一つも遊んだことがなかった!うむ。。。どれも一度は遊んでおきたいと思ってるやつが多いのだけどもね。そんなカタラ氏の新作であるイマジナリウムはどんなボードゲームなのか。日本発売元のホビージャパンのページではこんな感じで紹介されております。
「夢の工場で、新たな時代が幕を開ける! 生産目標は、素晴らしき幻想の数々だ!」
夢の工場での初仕事へようこそ。ここにあるのはどれも有名な機械ばか り! 修理も合成も分解もお望み次第。資源や黒炭素を生産し、さら に強力な機械を修理していこう。
すぐに君にも資源や作業場の空間の使い方が身につくだろう。あとはプロ ジェクトの完成を目指すのみ。君のような駆け出しの雑用係には荷が重 いかもしれないけど、忘れないで欲しい。
かの大機械技師の第一雑用係となれるのは、君かも知れないのだ! さあ、仕事に出発だ!
引用:イマジナリウム | ホビージャパン アナログゲームインデックス
・・・まさかの雑用係だった。(。-з-)!
ま、雑用係とは思えないほどの濃いキャラ達がファースト雑用係になるべく競い合うんだけど、、、いいんだよ。いいの雑用でも。面白かったら、それでいいの。
それでは開封いたしますよー。
〈開封!〉
イマジナリウム 日本語版
プレイ人数:2〜5人
プレイ時間:90分
対象年齢 :14歳以上
まずはワンピースに出てくる象主ズニーシャのようなボックスアート。怪しげな機械が体に描かれていて、もうこれだけでワンダーランド系。
・コンポーネント全体
それぞれのデザインが際立っているので目移りしちゃいますよ!
好みの問題ではあるけど、もう広げただけでワクワク感が溢れております。メインのボードに、手元を隠すスクリーン。プレイヤーボードとトークン類、あとはデザインから目が離せなくなるカード類。箱を開けたらボックスの象が地味に見えるほどにパンクなデザインが広がります。
・ルールブック
見た目はボックスアートと同じデザインのルールブック。
そしてこの自己主張!
素晴らしきルールブック。
・タイル類
勝利点マーカとかかな?プレイヤーボードと一緒にビニール袋に入ってました。
なんか丁寧ですな。タイル類とかマーカー類はそんなに多くない。
このくらいの量だとタイル抜きも丁度良いよねぇ・・・
・トークン
おぉ!なんか可愛い感じがするよ?
・トークンボックス
「imaginarium」の文字が。
この中仕切りだと思っていたモノ、実はトークンボックスでした!それに気が付いた時の感動たるやない。
他のボドゲもぜひ見習っていただきたいポイントね。この中にトークンを入れたらそのままボードの中央に置けるという優れもの。箱の横にもどの場所に何を入れるかイラストが入ってます。
・プレイヤーボード
これがままならなさを演出するプレイヤーボード。
組み立てが必要だよ。針を取り付けます。
これを。
こうするっ!(超簡単)
パチンとはめれば完成!
・雑用係フィギュア
全部で5名。並べてみた。
そうか、スーパー戦隊か。(違う)
世界中のトラブルを全部軽〜く解決してくれるって言うくらい様になっている。
中でも際立っているのが、その歳で雑用係目指してていいのかお爺ちゃん?ぽいこのキャラ。おじいちゃんだけど身体は機械仕掛け化が完了しているパーフェクトボディ。実はお爺ちゃん、相当に出来るやつではないかと思う。夢の世界おそるべし。
ま、可愛い女子に目が行くのは仕方あるまい。。。
・プレイヤースクリーン
雑用係フィギュアに対応するスクリーンが5枚。
勝手にデザイン(手描き)だと思い込んでたら写真がベースだった!歪ませてキャラデザインしてるので元のモデルはわからないけど。。。生々しさがアップしてるあたりがイかれ変態デザイン。やっぱり未来世紀ブラジル感あるな。
・メインボード
正式名称は「がらくた場」(ホント)。
がらくたには夢が詰まっているという暗喩か、または夢の集まる場所ががらくた場という暗示か。大人になるまでに少しづつ捨ててきた夢のかけらの集まる場所、って設定だとしたら号泣確定(笑)
そしてココにも泣いてる暇なんかないとばかりに怪しげなデザインが。
口かよ!しかも広がってるし!イマジナリウム、ヤバい、ヤバすぎる。
・カード
事前情報でもずっと気になっていたデザインといえば、このカードたち。
あらためて開封して見てみたけど、やばいでしょー。これはやばいですよ。
他にもこんなのとか。
こんなのとか。
こんなのまで!
先日箱を開けたばかりのCIVが可愛く見える(実際可愛いけど)。なにか1つでも間違えると楽しい夢から超絶悪夢になりかねない絶妙なバランス。そしてまだ居る第一雑用係を目指すプレイヤーを補助してくれる助手の方々。
え。助手?
ハナ◯ジってんじゃねぇぞォォ(#゚Д゚)ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!....
でもね、他にもね、こんな奴らが助手なんですって。
え。助手?(2回目)
特に右下の君...(☼ Д ☼) !!!。
ホントに助ける気があるとは思えない。ですが、この助手達はかなり優秀とか。見た目で判断しちゃダメです。人も助手も。
〈まとめ〉
開封レビューからテストプレイまで遊ぼうと思ってたけど、いろいろ眺め回して「ウヒョ!」ってなりながら箱を開けてたらいつもの倍以上時間がかかりました。 これは遊ぶのが楽しみになるよ。このデザインが苦手な方も居ると思うので万人にオススメできるボードゲームではないけれど、スチームパンクとかが好きな人にはオススメできる世界観かと。
適度にキャッチーな奴が出てくるのもポイントな。
ヤン・シュヴァンクマイエルやテリー・ギリアムが好きな人、あとはディストピア系SF映画とかが好きな人はハマるアートワークですよ!夢の世界での拡大生産系!やばい!遊びたい!変態!遊びたい!
あとはゲーム性も面白い!という事前評を見かけたので、そちらももちろん期待大!ボードゲームだからな?遊んで楽しくないのはNGだよな?ブルーノ・カタラ氏だし。大丈夫!大丈夫なはず!イマジナリウム気に入ったわー。マジやばいわー。
でも、誰と?ねぇ、誰と遊ぶ???
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お、おぅ。。。ちょっと相手探してくるわ・・
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イマジナリウム、まだまだ購入可能です!
駿河屋でも買えるよ。
その他のブルーノ・カタラ作品はこちら!
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